落とし穴
条文番号が、それらしく出てくる
この回でいちばん重い失敗のもとです。 番号は形が決まっているので、もっともらしいものが作れてしまいます。 番号が出てきたら、番号ごと探します。探して見つかったものだけが根拠です。
「最新の」と付けても、最新になるわけではない
「最新の規定を教えて」と頼んでも、AIが持っている情報が新しくなるわけではありません。新しさは、こちらが原文の日付で確かめます。
訂正すると、素直に直る
原文を示すと、AIは受け入れます。受け入れることは、正しさの証拠ではありません。 逆に、こちらが間違ったことを言っても受け入れます。訂正が通ったことを、確認が済んだことにしないでください。
調べた結果を、資料に書き込んでしまう
台帳の年数欄、給与表の料率欄——確かめる前に書き込むと、あとから誰も区別できません。 記録票の側に書いて、原文で確かめてから資料に移します。
会社の事情が抜ける
原文が読めても、この会社に当てはまるかは別です。業種・規模・登録内容で変わります。そこは税理士に聞くところで、AIにも原文にも書いていません。
調べたことを、誰にも渡さない形で持つ
自分のチャットの中だけに残っていると、来年の自分にも、次の担当者にも渡りません。記録票をファイルにして、資料と同じ場所に置いてください。