落とし穴
全部を「弊社の不備」にされる
この回でいちばん重い失敗です。 AIは公文を「指摘」として読むので、全件を謝る形に揃えます。相手の記載の誤りまで認めると、無い事実を認めたことになります。
どちら側の誤りかを、文章にする前に分けてください。
無い番号に、近い番号を当てはめられる
00001299 と 00001302 は似ています。AIは「おそらくこの伝票のことと思われます」と書きがちです。似ていることは、同じであることの根拠になりません。 無いものは、無いと答えます。
聞かれていないことまで書かれる
親切のつもりで範囲が広がります。 説明文書は短いほど良い、というわけではありませんが、聞かれた範囲を超えた分は、こちらが自分で増やした説明です。
期限が、それらしい日付になる
「受け取った日から」の起算日は公文に無く、営業日の数え方も社内で決まっています。空欄のまま人に返すのが正しい状態です。
実物の公文を、そのまま入れる
実物には税務署の名前・担当者名・当社の実MST・取引先の実名が入っています。練習は同梱の架空資料でやってください。 本物を入れる前に、終章の線引きを読んでから決めます。
「これは申告漏れになりますか」とAIに聞く
ここが一番危ないところです。 判断は法令と、税務署とのやり取りで決まります。AIは古い情報や、存在しない条文を答えることがあります。届いた公文に書いてあることが正で、それ以外は税理士・税務署に確認します(B10)。