← 目次Bản tiếng ViệtB8 決算と監査

ステップ 9 / 13 — 落とし穴

落とし穴

「未確認」を「問題なし」と書かれる

この回でいちばん重い失敗です。 資料を渡していない領域について、AIは「特に問題は見当たりません」と書くことがあります。文としては正しく読めてしまうところが厄介です。

渡していない資料のことは分からない——デモ回で見た話が、決算では表の1行として残ります。「未確認」と「問題なし」を分けて書かせてください。

担当者の名前が入ってしまう

資料に担当者名が載っていれば、AIはそこから拾います。拾った名前が正しい担当とはかぎりません。 経理の署名欄にある名前が、給与の担当とはかぎらないからです。担当は空欄で出させて、こちらが埋めます。

期限が全部同じ日になる

通知に書かれた提出期限を、全行にそのまま複製します。銀行への依頼や他部署からの回収は、その日には間に合いません。 監査人の期限と社内の締切は別の列にして、社内の締切は自分で逆算します。

「1行 = 1タスク」のまま出てくる

監査人のリストは監査人の都合で書かれています。社内で回すには、担当が違うところで割る必要があります。 「1行に2つ入っていたら分ける」を毎回書いてください。

監査法人からの本物のリストを、そのまま入れる

実物のPBCリストには、監査法人名・担当者名・メールアドレスが入っています。取引先の名前が並ぶこともあります。練習は同梱の架空資料でやってください。 本物を入れる前に、終章の線引きを読んでから決めます。

監査で求められる書類の範囲を、AIに聞いて決める

ここが一番危ないところです。 何を出すかは法令と監査契約で決まります。AIは古い情報や、存在しない条文を答えることがあります。届いたリストと契約書に書いてあるものが正で、それ以外は監査人に聞きます(B10)。